~ひめふる~ ふるさと愛媛の愛ある贈り物

生産量日本一!~真鯛物語~

特集記事:愛媛県産真鯛

日本一の養殖マダイ生産量!

愛媛県の養殖真鯛の生産量は32年連続全国第1位

出典「令和5年度えひめの水産統計」(令和3年度確定値)

スーパーやお寿司屋さんでよく見かける「愛媛県産養殖マダイ」、なんと!全国で出回る養殖真鯛の半分以上は愛媛県産なんです!

愛媛の県魚であり、愛育フィッシュの代表格でもある真鯛の生産現場をご紹介します。

養殖マダイの成長と出荷工程

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一般的に4月~8月にかけて、5~10cmの稚魚を導入します。

真鯛養殖では、人工孵化から育てた親魚の卵から再び人工孵化を行う「完全養殖技術」が確立されています。※導入時期は地域や養殖施設によって異なります。

2年から2年半をかけて出荷サイズまで育てます。

病気や自然災害のリスクと戦いながら、1匹でも多くの真鯛が健康に育つよう注意を払います。
頑丈に作られた生簀でも、稀にサメによる被害を受けることがあ、生簀の状態にも注意を払います。

サイズ約1kg魚体を最高の状態・鮮度で出荷!

生きた状態のまま運ぶ方法と、水揚げ直後に締めて氷漬けにして運ぶ方法があります。
1回の水揚量は一般的に約700~1000匹程で、効率よく魚体を傷つけないように全国各地に輸送しています。

養殖真鯛生産者インタビュー

新日本水産株式会社 | 松本 大平さん

愛媛県宇和島市津島町北灘の漁港で真鯛を養殖している松本さん。大阪の大学を卒業してから愛媛に戻り、祖父の代から続く3代目として、養殖事業に携わっています。生簀は合計約50面あり、1年目(15面)、2年目(15面)、3年目(20面)と、真鯛の生育期間別に分けています。従業員と一丸となり、美味しく美しい魚体の真鯛を育てています。

全国の人に真鯛を食べてほしい!

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こみきゃん
松本さんは3代目ということですが、長年経営を継続させるのも大変なのではないでしょうか?
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松本さん
愛媛県の養殖マダイ生産量は日本一ですが、養殖業者の経営状況は年々厳しくなっています。
一昔前の景気がいい時代に蓄えた力がなければ、ここまで多くの生産者が自力で生き残り、努力を続けることはできなかったと思います。
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こみきゃん
餌代がかなり高騰していると聞きました。
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松本さん
最近は10月に値上げがありましたが、4月にも値上げされているんです。
魚の場合は相場があるので、簡単に値上げできないところが苦しいですね・・・。
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こみきゃん
なるほど。生産量日本一とはいえ、経営も一筋縄では行かないんですね。
安定して真鯛を生産していくためにも、全国の人たちにも~っと愛媛県産真鯛を食べてほしいですね!
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松本さん
真鯛=えひめ、知名度も認知度もかなり上がってきたと思います。
流通網も全国レベル確立されていますし、最近では韓国などの海外にも出荷しています!
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こみきゃん
海外まで!!
全国で「愛媛県産」「宇和島産」を目にしますが、具体的にどのように出荷しているんですか?
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松本さん
出荷は週に3回程度で、早朝6時~7時くらいに開始します。水揚げした鯛をそのまま生簀付きのトラックに収容して輸送したり、水揚げ直後に締めて氷漬けにした状態で出荷します。韓国には生簀がついている船で運ぶんですよ。
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こみきゃん
全国どこでも新鮮な真鯛を食べることができるんですね!
ふるさと納税でも真鯛を返礼品として受け取れますが、おすすめの食べ方はありますか?
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松本さん
「鯛しゃぶ」がおすすめです!皮を残した状態で薄く切り、さっと湯に通してポン酢と一緒に食べるのが好きですね。
あとは郷土料理として有名な「鯛めし」も好きです。
宇和島は鯛の刺身をご飯に乗せて食べる「生鯛めし」が有名ですが、私は「炊き込みご飯」にして食べるのが好きです!

動画で見る真鯛の水揚げ風景

真鯛の返礼品紹介